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国際がんゲノムコンソーシアムが10カ国参加で発足

国際がんゲノムコンソーシアムが発足・10カ国参加
 
がんのゲノム(全遺伝情報)10カ国が参加してコンソーシアムが発足しました。
 
がんと関係のあるヒトのゲノム(全遺伝情報)の異常を調べ集めてカタログにし、
研究者がいつでも閲覧できるようにする国際共同プロジェクト
「国際がんゲノムコンソーシアム」が発足しました。

日本からの理化学研究所と国立がんセンターをはじめ、
世界10カ国の13研究機関が参加しました。
10年以内に約50種類のがんについて解析を行うそうです。

ほとんどのがんは、ゲノムに何らかの異常が生じ、細胞が無秩序に増殖して起こる。
特定のがんに特徴的なゲノムの異常を調べれば、予防や診断、治療法の開発につながる。

コンソーシアムは、取り決めた条件にあう約50種類のがんを選び、
それぞれのがんを解析する研究機関を決め、がんごとに
最低500人分の試料を集めて保存する。
もちろん提供者が特定できないよう匿名化します。

既に、解析の精度や試料を提供してもらう患者へのインフォームド・コンセント
と倫理的な配慮についての規定を定めました。

注:インフォームド・コンセントとは、十分な説明に基づく同意

参加する研究者・機関は、もし解析で見つかったとしても、ゲノムの異常に関する
特許は申請せず、無償で全世界の研究者に公開することとし、がん研究の振興に
役立てるよう呼びかけた。

理化学研究所の野依良治理事長談
「がんへの理解を深め、患者さんによりよい治療法の提供をもたらすと期待している」

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