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・血管新生の抑制作用による効果

がん細胞は、ある大きさまで増殖すると、近辺の血管から
「じぶん専用の血管」を引っ張ってきて、栄養や酸素を食べて
どんどん成長し続けます。

まるで、恐ろしい生き物ですね。
私たちの目では見えない、声も聞けない、たちの悪い曲者です。

がん細胞が「じぶん専用の血管」を新しく作り、どんどん張り巡らしていくことを
その名の通り「血管新生」と言っています。

この血管を作る作業は、がん細胞が自分で作るのではなくて、
「サイトカイン」という情報伝達物質を分泌して、
正常な細胞に血管づくりを命令するのです。
なんと悪いやつなのでしょう。

この血管は、大変もろい血管ですが、次々と命令により何本でも
作られてしまうのですから、始末に終えません。
薄い膜1枚で出来ているため、血液中の血しょう成分が、血管の外に
しみでてきてしまうので、しみでた水分は、胸水や腹水となり、
患者さんを苦しめる事になるのです。

負担が重くなると、体力も減退し、やせていってしまうのです。
さらに悪い事には、らせん状に渦を巻いた状態の血管は、
血液を引き込みやすい為、がん細胞は栄養や酸素をどんどん吸収し、
どんどん成長していくのです。

成長を果たすと、がん細胞の通り道となる新しい血管が出来た事で、
転移と言う新たな悪条件が出てくるのです。

もし、血管新生が無ければ、がんは直径1~2mmほどしか、
成長することができないと言われているので、
がん細胞は、免疫システムにより簡単な排除や増殖をも
食い止められると言います。

このようなことから、フコイダンには、がん細胞が血管を新しく
作らせる物質の働きを妨害する効果、
血管を作らせない作用が有るのだと言います。

がん細胞が血管を新しく作らせる物質は血管成長因子といいます。


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